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百鬼夜行に遅刻しました

 オリジナルの小説を中心に 偶にゲーム 時々映画 稀にミステリー 膝には猫で お送りしたい所存です。

少し 昔の話をしよう  

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少し 雑談でもしましょうか。

以前 ドイツで ぼーーーーとふらついていた時の話です。
結構 裏通りに小さな 本当に小さな 三メートル平方程度の画廊を
見つけたのですよ。
其処では 無名の方の個展を開催していて…
受付も 店番も総て一人の方が 要するに 画家本人が 店番しているのですよ。

いや どちらかと言えば はなから売れるとは思ってなくて…
画廊の隅に お茶と簡単な菓子を置いて 来客を持て成しているだけで。
其の来客も 皆無の様で…

其の絵が 異様で…
大体が ノートサイズ程度の どちらかと言えば 小さい絵が多く…
総てが バナナの バナナだけが描かれた 油絵なのですよ。
ホップアートでも シュール系でもない 極々 真面目に バナナを描いている。

画家は 穏やかそうな 優しそうな初老と言った感じの男性で…

拙い言葉で 聞いてみたのですよ 何故 バナナなのか と

其の男性も 拙い英語で応えてくれたのですが 僕が 聞き取れたのは ほんの僅か。
其の男性は 東ドイツ出身である事 そして ベルリンの壁が崩壊して…
なにやら 其の男性にとって バナナは 自由の象徴で…
僕が 理解できた言葉は 此の程度。
後は お茶と菓子をご馳走になった たった 此れだけの話。 

何故 バナナが自由に結び付くのか 謎だけが残った話。 
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category: 雑記

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コメント

なんだか、小説のモチーフになりそうなお話ですね。
きっとこの方、バナナ大好きなのに、東ドイツでは流通もままならない
高嶺の花だったのでしょう。それが壁一枚隔てた向こう側では、当たり前のようにどこの店先にも並んでいる・・・。それを見た瞬間、彼の心の中に起こった色々な感情を推し量ると・・・こちらも考えさせられますね。

URL | NYANKO君 #5p4vzfrw
2012/05/11 01:39 | edit

NYANKO 君 さん へ

 おはよう御座います。
きっと この方は バナナ好きだったのでしょうね。
東ドイツの流通は 如何様だったのか解らないですが 子供時代が
戦後間じかかと思えるので …
やはり バナナは 貴重な憧れの品だったのかな。
バナナに 遠い異国を感じ取っていたのかな
結局 何も解らない話 なんですがね。

コメント有難う御座いました とても嬉しいです。

URL | ウゾ #-
2012/05/11 06:38 | edit

黄色が平和の色なんだろうかね。
それともバナナを見るとみんな笑顔になるとか。
彼にとっては思い入れのある品だったんだろうね~。
そして個展を開く勇気がすごいと思うよ。

このお写真は車の中から写したのかな。
景色が流れていて動きのあるいいお写真だね♪

URL | チビmomo #-
2012/05/11 16:55 | edit

チビ momo さん へ

 こんばんは。
ああっ そうか 黄色が意味あるのかなぁ…
うん 個展と言っても ほんの少しの絵が飾っているだけで
試しに やってみようレベルだと思う。

此の写真は 電車から撮った。
手振れが 手振れが… 動きがあるというよりも 手振れが…
ぼけた色合いがいいかなと 載せてみました。

コメント有難う御座いました とても嬉しいです。

URL | ウゾ #-
2012/05/11 18:10 | edit

バナナを見かけるたび、この話を思い出すことになりそうです
自由の象徴・・・重いです

URL | 十二月一日 晩冬 #-
2012/05/11 21:12 | edit

十二月一日 晩冬 さん へ

 こんばんは。
うん ヒントも正解もない クイズの様な 何も分らない話なんですよ。
でも ドイツが統一して バナナは 好きなだけ食べる事は出来るかな。
ドイツの東西の壁崩壊は 多くの人の人生も 価値観も 変えたのでしょうね。

コメント有難う御座いました とても嬉しいです。


URL | ウゾ #-
2012/05/11 21:34 | edit

こんばんは。

歴史に疎い紗那です(ぇ

バナナか……その人にとって自由を得た際に初めて食べた食べ物なのかもしれないし、壁の崩壊によって流通解禁になった品なのかもしれないし……
解釈はさまざまなのかもしれません。
それこそ絵画なのですから、その人の精神世界の一部を切り取ってきた訳ですよね。
深いです。

URL | 栗栖紗那 #T7ibFu9o
2012/05/11 22:32 | edit

栗栖 沙那 さん へ

 おはよう御座います。
うん 東ドイツの庶民 其れも 芸術を目指していた方の生活が
如何様で在ったのか 知識がないために計り様がないのですよ。
おそらく 仕事の傍ら 描かれる程度だったのでしょうが 楽では無いでしょうね。
初老の男性が 壁一面 バナナの油絵… 家族の肖像や 懐かしい故郷の風景でもなく。
言葉では表せない 何かがあるのでしょうか 

コメント有難う御座いました とても嬉しいです。

URL | ウゾ #-
2012/05/12 07:45 | edit

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