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百鬼夜行に遅刻しました

 オリジナルの小説を中心に 偶にゲーム 時々映画 稀にミステリー 膝には猫で お送りしたい所存です。

終わりの詩 4  



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パリの美術館は 個性的で 面白いですよ。
結構 其処彼処で 模写している そして 近所で 売っている。
僕は ピカソ美術館が好きです 小さい美術館ですが 売店も充実していて
楽しい

話し変わって テイルズシリーズ シンフォニアとヴェスペリアとアビス 買ってみた
どれから遊ぶのが おすすめですか。

下記から 終わりの詩 続きです
興味のある方は どうぞ


  終わりの詩 4

 今 この時代に 忌み名を持つ者が四人いる。
私 言葉と 時間と呼ばれる少年
余りにも苛烈な魔力を 持つが為に 封じられし者としての運命から逃れられないが為に。

一人は 私の此の手に拠って作り出した if
生み出されなかったが為に 一片の魔力を持つ事もなかった
自由な生を求め 不自由な死を齎した 不死者

そして 不確かな道標が一つ
夢幻と言う忌み名を持つ少年。
極々平凡な 特別に書記すべき事柄を持たない 平凡な 不自然なまでに平凡な少年。

鎖された辺境の田舎で ありふれた小さな幸せに… 
唯 通称や 字とも 称号とも違う 夢幻と言う忌み名で 呼ばれる事に
何故 自身だけが その様な名を与えられ 呼ばれるのか…
不穏 否 予兆… 何か 言葉に出来ない もどかしさを覚え 心の奥底に 澱の様に漂い…
しかし 幸福だと 十分 満ち足りていると感じながら 日常に身を浸して。

封じられし者 及び 不死者には 肉体としての死は存在しない。
だが 然しながら 精神 魂 心… 如何様な言葉でも良い が やがて
精神は 膿み爛れ 腐り堕ち… 壊れ逝く 人格をなくし 自身を忘れ去る。
此の時を持って 封じられ者 及び 不死者は 死者と看做され 躯と看做され…
忌み名を与えられる者は 何等かの形で 不死者としての疾患を持つのだが
此の 夢幻は 不死者ではない…

 始めに言葉ありき
 言葉は始原 全ての始まり 理の理外 運命の歯車を回し 見守る者
 時間は起点 件の起こり 理の理 運命に愛され 抱き締められし者
 空間は交点 史の交わり 理外の理 運命に反逆せし 罪の烙印を負う者
 夢幻は終点 泡沫の終り 理外の理外 運命の道標 泡沫を知る者

誰が詠んだ言葉だったのか…
記憶が 使い古したレコードの様に かすれ とび 定かに記憶が定まらない。

 … 私の魂も 爛れ堕ちる時が 近付いて来たのだろうか。
言葉は 無彩色に鎖された 廃された地を愛おしそうに見詰め 口の端に苦笑を浮かべた。  

       
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