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百鬼夜行に遅刻しました

 オリジナルの小説を中心に 偶にゲーム 時々映画 稀にミステリー 膝には猫で お送りしたい所存です。

在庫が切れたーーーー 11  

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ああっーーー 修学旅行の予約投稿で 記事の在庫が切れてしまったーー
其の為 取り敢えずある NN です。
数日で 在庫を作り立て直したいと 思っています。
ああっ 今月は 探偵もどき進めるつもりなのにーー

取り敢えず 興味のある方は 下記からどうぞ。 




 「えっー あたし達は mother の命にしか 従わないよ。mother 以外は ダメ。」
古の風景画の様な 純粋な闇が身近に存在していた頃の色彩を 其の身に宿し…
少女のあどけない無垢な声音で 理を語り 理外の理を歌う。
其の髪には まるで無憂宮に咲く 人の手を拒絶した
大輪の花が 彼女を彩る 清く 儚く 残酷に…

「そうだよぉ ノーヒアの 言うとおりだ。俺達は mother しか 信じない。」
本能の侭に 荒れ狂う 火炎の様な 苛烈な緋色の瞳で 見下す
圧倒的な力を持つ者だけに 赦される表情。
この上なく 嬉しそうに 緋が踊る。

 「極めて残念ですが 珍しく ノ-ルックの言は正しいかと
私達の行動原理は mother の定めに従う。盲目的に 狂信的なまでに…」
薄く 華奢な眼鏡の奥底の 其の優しく 儚い空色の双眸がゆっくりと眇められ 歪む。
此の男の 優しげに放つ言葉が 獲物の精神をじわりと握り締め 甚振り…
小さな子供が虫で 無邪気に遊ぶかの様に 獲物の心を壊す。

「そうそう 礼を失しましたね。
私は 光の三人衆が一人 ノースピーク。
私達は 久々の mother 直々の呼出と有って 些か 高揚しているのですよ。
では mother を 待たせる訳にはいきませんので 此れで失礼させて頂きますよ。」

何かが 運命を嘲笑い… 

サイは 幼い子供程 背丈のある人形の背中のゼンマイを ゆっくり ゆっくりと巻き上げる。
肩先で切り揃えられた 青い 艶やかな髪が揺れ 小首を傾げカタカタ…と 歌を謡う。

 … 古の吟遊詩人が語る 失われた王国の一つの花 一羽の鳥

幾度も 幾度も 同じ歌を繰り返す。

サイは 其の無表情に 同じ歌を繰り返すカラクリ人形の硝子の瞳に 映った自身の姿に困惑し 
視線を逸らす。
サイの手を握り締めている 幼いイチイは 物言いたげにサイを見上げ 見詰めて。

トミが 徐に言葉を切り出す。
「此処が キルステン 御覧の通り 職人の町だ。
サイ 其れに イチイも 面白い街だろう 他では 見る事の出来ない 技術が多々ある。」
トミの墨色の瞳が ふっと 深まり…
「そうだ… 此の街は 魔力を運命を否定した。
決して 表には出る事のない情報が 代償しだいで手に入る。」

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category: NN

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コメント

小説のワンフレーズなのかしら?
言葉の中に光と色彩を感じるわ。
まるで、登場人物が絵画のように表現されていると思うわ。

適切なコメントという自信は無いけれど・・・。

URL | ペチュニア #-
2013/06/04 05:16 | edit

ペチュニアさん へ

 おはよう御座います。
うん NN は 基本的に こーゆー作りで 短いシーンを積み重ねて 全体像を見せると言う 
少し実験的な亊をやっています。
其の為 かなり分り難い状態になっています。

うん ありがとね 五感に訴える様な小説を書いてみたいから とても嬉しい言葉ですよ。

コメント有難う御座いました とても嬉しいです。

URL | ウゾ #-
2013/06/04 05:56 | edit

拍手コメント頂いた方 へ

 おはよう御座います。
うん 元々があまり在庫無い方なので… 一気に放出してしまったよ。
在庫がないと ゆっくりと小説の方書けないからねーーー
テストまで日にちがあるから 今週は 在庫作りするかな。

うん 冬場に 春にはこんな花が咲いていて 色彩が溢れていたとか 夏場は こんなだったと言う
感じの写真も 中々 印象的だものねーー
うん 何時も 何時も 優しくて癒されるような写真 そして 目が覚めるような印象的な写真 
楽しませて頂いているよ。
無理は しないでね 休める時には 体労わってあげてね。

拍手コメント有難う御座いました とても嬉しいです。

URL | ウゾ #-
2013/06/04 06:32 | edit

こんばんは。

最初の三人は見ざる聞かざる言わざるですか……なるほど。
独特の色彩といい、ただものではなさそうですね。
motherの存在も気になるところです。

技術の街……科学の側なのでしょうか?
魔力と運命の否定、ですか。
うーん、興味深い。

URL | 栗栖紗那 #T7ibFu9o
2013/06/04 21:18 | edit

栗栖紗那 さん へ

 こんばんは。
流石 そうです 見ざる言わざる聞かざるです そして 光の三原色がイメージなので 
光の三人衆と言う安直な名前がついていますーーーー
まぁ motherは 既に出ている motherに繋がります。
何故 今 motherが動き出したのか と言う感じで 此れから出てきますね。
うん 此の小説自体が 魔力と運命と 課せられる一つの約束 其のあたりが主題ですからね…
此の辺りは ウダウダと書いていきます。

コメント有難う御座いました とても嬉しいです。

URL | ウゾ #-
2013/06/04 21:38 | edit

こういう形式のものはSSみたいっすね。

でも、短い中に多くが詰め込まれる感じで
ウゾさんのセンスを感じます。

俺はだだーっと書かないとアカンようです(´・ω・`)

URL | シュナイダー #-
2013/06/04 22:04 | edit

シュナイダー さん へ

 こんばんは。
うん 短いシーンを積み重ねて 世界観を書いてみたの様な… 解り難さ満載になりました!!!!!
主人公ポジションも 三人いるしーーー 三人別々に話進むし…
此の三人が表だとすると 裏の方の人物というか 派閥もいくつかあるし… 
裏側の人物なのに それに加えて 裏切っている人物いるしーーー 
そろそろ 誰も読んでいないかも と言う域に突入してきました 此れでいいのだろうか…

コメント有難う御座いました とても嬉しいです。

URL | ウゾ #-
2013/06/04 22:14 | edit

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