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百鬼夜行に遅刻しました

 オリジナルの小説を中心に 偶にゲーム 時々映画 稀にミステリー 膝には猫で お送りしたい所存です。

百花繚乱の永遠  

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偶に 現れる オヤジシリーズ どうでしょうかね。

少し 書いてみたかったのですよ 残された機械の話。
興味のある方は 下記からどうぞ。


追記
グランベル魔法街のきまぐれ掲示板 と言う 小説系ブログから
トラックバックを頂きました。
初音ミクを紹介 されています。
興味のある方は ブログ友達の欄の ブログ名から 訪問する事が出来ます。

   百花繚乱の永遠

 人の 否 生物の気配が 久しく途絶え 荒廃の一途を辿る…
所謂 ゴーストタウンと呼ばれ 廃墟が立ち並ぶ。

其の廃墟の 只中に 馥郁たる甘い馨を放つ薔薇が咲き誇り 緑滴る
小さな小さな 家屋敷があった。
しかし 此の家屋敷は 否 此の街は 既に 無人とかし…

そう 此の 小さな家屋敷には 決して 帰る事の無い老婦人を 待ち続けるモノがいた。

此の老婦人が 可愛がっていた 小さな愛玩用ロボット。
人に愛される事を目的として 作られる為 小さく 愛らしく
そして 何の力も 持ち合わせていない 無邪気で 無垢なロボット。

そう 此の 小さな無邪気で 無垢なロボットには 何故 老婦人が帰って来ないのか
理解出来なかった。
人の死は 永遠の別れは 理解出来なかった。

此のロボットは 無邪気に 無垢に 老婦人のいない 此の家屋敷を守る為に
学び始めた。

如何すれば 老婦人が帰って来るまで 此の家屋敷を守れるのか。

先ず 自身を守る為に 定期的に 自身を点検し 異常を排除した。
次に 家屋敷を守る為に 愛玩用である自身を 警備用へと変化させた。

そして 老婦人が 愛した 庭の植物を世話し 守り…

其の為に 知恵を求め 家屋敷内の書籍を読み漁り…

そして 理解した。
老婦人は 決して 帰って来ない。

其の 小さな 小さな 無邪気で 無垢な機械は 自身を止めた。

永遠を 手に入れた。
  

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category: ファンタジー

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コメント

No title

ロボットと云うとアシモフのロボット三原則とか、かたくなりがち。
だけどこんなロボットがいてもいいな。
清々しい生き方であり、終わりかたじゃないか。

天空のラピュタのあのロボットもそうなのかな。

URL | ぴゆう #-
2012/02/11 00:07 | edit

のくにぴゆう さん へ

 おはよう御座います。
うん 結構 海外では ロボットと言えば 自我を持つと
人間を襲う 危険なもの 扱いだからね。
日本の方の 友達になりたいと言う 考えの方が特殊なのかな。
アトム ドラエもんを目指す 考えと キリスト教の考えは 交わらないか。

コメント有難う御座いました とても無嬉しいです。

URL | ウゾ #-
2012/02/11 09:07 | edit

No title

こんにちは。

ロボットというと、↓を思い出して、すこし涙腺が緩んだ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5857175
ニコ厨じゃないし、初音ミク大好きってわけでもないけど、これだけはよかった。

アシモフの三原則は、本当の意味でロボットが自我を得ないと恐らくは意味がない原則なんだと思う。
動物と違って、本能がないから、こういう原則が必要になるのでは、と愚考する。

ウゾさんの物語を読んでいると、死という概念がいかに人間とロボットで違うかが感じられて、もの悲しい。

ステキなお話をありがとう。

URL | ラナフェリア #T7ibFu9o
2012/02/11 12:16 | edit

ラナフェリア さん へ

 こんにちは。
うん 何故 ロボットには 心が宿らないのだろうとね…
人の感情なんて 電気刺激や刺激物質の増減で 簡単に作れるのに
電気で動く ロボットには 何故 感情を持たせる事が出来ないのか
無機物だから では 有機物を継接ぎすれば 感情はうまれるのかフランケンシュタインの様に…
ロボットにも 無意識とか 集合的無意識とか 生まれるのか
流石に 其処までいくと 機械ではなく 生物だな。

コメント有難う御座いました とても嬉しいです。 

URL | ウゾ #-
2012/02/11 12:40 | edit

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