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百鬼夜行に遅刻しました

 オリジナルの小説を中心に 偶にゲーム 時々映画 稀にミステリー 膝には猫で お送りしたい所存です。

やはり不思議です… 23  

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じみじみと続いている NN 今回もやってまいりました!!!!!

そして 何故か こっそりと参加している ブログ村で メインではなくサブのカテゴリの
現在小説注目記事で 一位を頂きました。
でも… 十七日に 十二日に書いた記事で… 五日前の記事 如何して?????
ますます 注目記事の選定基準が解らなく謎が深まったような気がする…

そして NN 興味のある方 酔狂な方は下記からどうぞ。


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 … マジはずれ マジ無駄。

紅い 腐り堕ちる寸前の果実の様な 濃く 深く
些か 惑溺的な色彩を帯びた髪が バサリと揺れ 気怠るそうに口の端に言葉を乗せる。

 … マジ無駄足だったな。

奇書 古書の類の収集家がいると 聞及び
其の書籍の閲覧許可を 喪失した知を求めて 中央から程遠い 古の王都を訪れていた。

早春の突風にあおられ 何処からか白い花弁が季節外れの雪の様に 舞い落ちる。

若い聖職者の ハーティの求める記述はなく 唯 徒に時を過す。
ハーティは 書籍を保管する為にあずけられた 東塔から眼下の 情景を一望する。

 … 我は 我は マジ許さない 否 赦せない。

ハーティは 其の双眸を堅く鎖し 同じ言葉を繰り返す。

 … オモチャ。

Over Monster Child 略称 OMC

ハーティは 胸に掲げた 鈍い光沢を放つ銀製の紋章を握り締め 恰も 握り潰そうとしているかの様に…
ハーティは ふっと 小さな自嘲の微笑を漏らし 冷たい床に其の 肢体を投げ出す。

 … 我は 神をゆるさない 運命も魔力も そして不死者も

スピカが スピカが 我の友が魔に支配されている。
元来 脆弱な 日々命を削りながら生きている様な…
其れが 魔の支配に拠り より身体への負担は重く。
体調を狂わせ 床に就く日が増え 顔色は 一層蒼白く…

其の様な状態でありながら スピカの時間が 年を取る速度が異様なまでに遅くなっている。

魔に支配され 命を削り続けながら 不死者に近付いている。

我は知っている 此の症候群は オモチャ 


 サイは ゆっくりと ゆっくりと 視線を廻らせ 幽かな微笑を浮かべた。
イチイが サイを見上げ 両の掌でサイにしがみ付く。
空色のガラス玉の様な 透明で澄んだ瞳が 不安に揺れる。

何と言う 危ない 何時崩れ落ちても可笑しくない 微妙なバランスを 保っているのだろうか。
一時的な ほんの一時的な平和の静けさだと 解り切っているのだか
サイは 研究施設逃亡して以来 久しく感じる事の無かった心の平安を覚えていた。
此の 一時的な 仮初の静けさを 愛しいと感じていた。

 … 何処かへ逝きたい と 言う 崩れ落ちそうなボクを受け入れ 一緒に 何処か生こうと

トミは言ってくれた イチイは 笑ってくれた。
ローズは ボクの手を 握り締めてくれた。

 ボク達を 守ると言った デッキー
チェリは 唯 静かに微笑を漏らし サイを見詰め 歩き出す

「さて いきましょうか。」

サイは 自らの手で 自ら望んで 運命と魔力の歯車を一つ嵌め込み 回した。

そう サイの サイ自身の意思 誰かの影ではなく…

 カッン カッン… と 無機質な足音が響く ラッドは 人知れず 東塔に通い詰める。

窓の外は明るく 早春の華やぎに満ちているのだが 此の塔は 冷気が足先から 
ジワジワと這い上がり 人の熱を奪い去る。
ラッドは 小首を小さく振り 目当ての書籍を探す。

「不死者の時と刻」

ラッドは 手を伸ばそうと…

「其れ マジはずれ 単なる 三流の詩集だ。」

塔の床に肢体を投げ出し 無造作に寝転がっている男性が一人
虚ろな 何も映し出していないかの様な 双眸が天井を仰いだ侭 話し掛けて来る。

「マジ探しているのか。」

ラッドと同程度の年頃に見える 若い聖職者が ハーティが興味を顕にし 曖昧に 
しかし 核心を突いた言葉を放つ。 

 「マジ お前、探しているのか。」

ラッドの心の奥深に沈めた筈の…
澱の様に 浮き上がって来る 疼く様な痛み 見えない疵口が開き 血を滴らせる。

 カーヤを助けたかった 否 カーヤを助けたい
 カーヤを封印されし者へは けっして しない

 いや
 空間と言う 忌み名と共に 封印され 時が止まり
 不死者になろうとも

 有る筈だ 時を 再び 動かす 術が

ラッドは 其の 床に転がる 些か 得体の知れない聖職者に視線を移し ゆっくりと 言葉で確める。
「ボクは ラッド、 貴方とボクは 同じ目的で 同じモノを捜し求めているのかも知れませんね。」
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category: NN

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コメント

拍手コメント頂いた方 へ

 おはよう御座います。
うん 僕が一位を頂いたのは 普通のランキングの方ではなく 注目記事ランキングと言う どーゆー基準で選ばれているのか 謎のランキングの方なのですかよ。
基準が解らなくて… 突然五日も前の記事が一位をとっていたり…何なのかなぁ…
でも まぁ よく解らないけど 素直に喜んで… いいのかなぁ… 複雑…

拍手コメント有難う御座いました とても嬉しいです。

URL | ウゾ #-
2013/12/19 07:12 | edit

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